患者さんへの説明
服用のてびき
本剤を含むがん化学療法の開始にあたっては、患者さん又はそのご家族の方に治療法、有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与を開始してください。
〈本剤の投与に際して〉
- 「服用のてびき」を手渡し、投与方法、併用禁忌、副作用の症状や発現時期、その対応などについて十分な説明を行ってください。また、以下の症状が認められた場合には、すぐに担当の医師に連絡するよう患者さんに指導してください。
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- 発熱・・・・・・
- 38℃以上の熱
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- 下痢・・・・・・
- 激しい下痢
下痢が長く続く、排便回数(1日4回以上)の増加
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- 口内炎・・・・・
- 広い範囲に痛みがある(食事がとれない)
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- 下痢と口内炎・・
- 飲み始めて数日以内に同時に発現
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- 吐き気、嘔吐・・
- 症状が強い、長く続く(食事がとれない)
- 副作用の早期発見、重篤化を防ぐためには患者さんの副作用に対する理解と自己管理が重要であることを十分指導してください。