〈ホリナート・テガフール・ウラシル療法〉
本療法において劇症肝炎等の重篤な肝障害が起こることがあり、致命的な経過をたどることがあります。
肝障害の多くは投与開始2クール以内に発現しています。
本療法の施行にあたっては、定期的(少なくとも1クールに1回以上、特に投与開始から2クールは、各クール開始前及び当該クール中に1回以上)に臨床検査(肝機能検査)を行うなど患者の状態を十分観察し、副作用の早期発見に努めてください。
肝障害の前兆又は自覚症状と考えられる食欲不振を伴う倦怠感等の発現に十分に注意し、黄疸(眼球黄染)があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行ってください。
ホリナート錠25mg「タイホウ」電子添文 2025年1月改訂(第3版)
【1.警告】 1.3
【8.重要な基本的注意】 8.2
【11.副作用】 11.1.2 劇症肝炎等の重篤な肝障害
ホリナート錠25mg「タイホウ」インタビューフォーム 2025年7月改訂(第6版)
Ⅷ.1.警告内容とその理由/Ⅷ.5重要な基本的注意とその理由
Ⅷ.8.(1)重大な副作用と初期症状
テガフール・ウラシル配合剤/ホリナート錠25mg「タイホウ」 適正使用ミニガイド 2025年1月改訂
副作用とその対策(P22、23)