〈ホリナート・テガフール・ウラシル療法〉
本療法において重篤な下痢が起こることがあり、その結果、致命的な経過をたどることがあります。
患者の状態を十分観察し、激しい腹痛、下痢等の症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行ってください。
また、脱水症状があらわれた場合には補液等の適切な処置を行ってください。
外国で実施された先発品(ユーエフティ/ユーゼル療法)において、臨床第Ⅲ相試験での下痢の発現率は63%(373/594例)であり、グレード3-4は20%(120/594例)でした。
また、ブリッジング試験においても臨床第Ⅲ相試験と同様、グレード3-4を含め高い発現率で下痢が認められております。
ホリナート錠25mg「タイホウ」電子添文 2025年1月改訂(第3版)
【1.警告】 1.2
【2.禁忌】 2.2
【8.重要な基本的注意】 8.1
【11.副作用】 11.1.4 脱水症状 11.1.5重篤な腸炎
ホリナート錠25mg「タイホウ」 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第6版)
Ⅷ.1.警告内容とその理由
Ⅷ.2.禁忌内容とその理由
Ⅷ.5.重要な基本的注意とその理由
Ⅷ.8.(1)重大な副作用と初期症状
テガフール・ウラシル配合剤/ホリナート錠25mg「タイホウ」適正使用ミニガイド 2025年1月改訂
副作用とその対策(P21)