〈ホリナート・テガフール・ウラシル療法〉
本療法により重篤な骨髄抑制が起こることがあり、その結果、致命的な経過をたどることがあるので、定期的(少なくとも1クールに1回以上、特に投与開始から2クールは、各クール開始前及び当該クール中に1回以上)に臨床検査(血液検査等)を行うなど、患者の状態を十分観察し、副作用の早期発見に努めてください。
白血球減少の多くは投与開始1クール以内に発現しています。
臨床検査にて、白血球数2000/㎣未満等の血液障害を認めた場合には直ちに本剤の投与を中止し、必要に応じてG-CSF投与、濃厚血小板輸血、濃厚赤血球輸血等を施行してください。
なお、血液障害に先だって下痢が発現している症例が多いので、下痢が発現した場合には血液検査を実施してください。
ホリナート錠25mg「タイホウ」電子添文 2025年1月改訂(第3版)
【1.警告】 1.3
【8.重要な基本的注意】 8.2
ホリナート錠25mg「タイホウ」インタビューフォーム 2025年7月改訂(第6版)
Ⅷ.1.警告内容とその理由
Ⅷ.5.重要な基本的注意とその理由
テガフール・ウラシル配合剤/ホリナート錠25mg「タイホウ」適正使用ミニガイド 2025年1月改訂
副作用とその対策(P24)