ホリナート錠は葉酸製剤であり、殺細胞効果はありません。5ーFUの抗腫瘍効果発現機構の一つであるチミジル酸合成酵素〈TS〉阻害に必要な5,10メチレンテトラヒドロ葉酸(5,10ーCH2ーTHF)を供給し、5ーFUの抗腫瘍効果を増強する目的で併用されており、75mg/day/bodyの用量で十分な量の5,10ーCH2ーTHFが供給されていると考えられます。
ホリナート錠25mg「タイホウ」 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第6版) Ⅵ.2.(1)作用部位・作用機序 Ⅴ.5.(3)用量反応探索試験
ホリナート錠25mg「タイホウ」 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第6版)
Ⅵ.2.(1)作用部位・作用機序
Ⅴ.5.(3)用量反応探索試験