eGFR(mL/min/1.732㎡)値は1.73㎡に補正された値で、個々の患者さんの体表面積に再計算する必要があります。クレアチニンクリアランスとeGFRはパラレルではないため、本剤投与時はクレアチニンクリアランス値を使用するようお願いいたします。
本剤投与に際しては、クレアチニンクリアランス値(実測値、あるいは血清クレアチニン値から推定値を計算)を指標として、本剤の投与量を調整してください。
なお、実測値が無い場合には、投与前血清クレアチニン値、性別、年齢及び体重から以下のCockcroft-Gault式を用いて算出したクレアチニンクリアランス値(Ccr推定値)を用いてください。
Cockcroft-Gault式Ccr推定値=((140-年齢)×体重(kg))/(72×血清クレアチニン(mg/dL))(女性の場合はさらに得られた値を0.85倍する)
エスワンタイホウ配合OD錠 電子添文 2025年1月改訂(第5版)
【7. 用法及び用量に関連する注意】 〈ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法〉 7.9
【16. 薬物動態 16.6 特定の背景を有する患者】 16.6.1 腎機能障害患者
【17. 臨床成績 17.2 製造販売後調査等】 17.2.1 腎障害時の副作用