本剤の投与制限毒性(DLT)が骨髄抑制であることから、過量投与した場合には重篤な骨髄抑制、消化器障害が発現するおそれがあります。本剤の過量投与に対する解毒剤は知られていません。また、特別な処置法はなく、胃洗浄、G-CSF投与、成分輸血、抗生物質投与、輸液等の適切な処置を行ってください。なお、本剤の配合成分であるテガフールやフルオロウラシル、ギメラシル、オテラシルカリウムは透析により除去されます。
エスワンタイホウ配合OD錠 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第11版) Ⅶ.9.透析等による除去率 Ⅷ.10.過量投与
エスワンタイホウ配合OD錠 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第11版)
Ⅶ.9.透析等による除去率
Ⅷ.10.過量投与