重篤な腎障害のある患者への投与は【禁忌】です。
Ccr30mL/min未満の患者には投与しないでください。
フルオロウラシルの異化代謝酵素阻害剤ギメラシルの腎排泄が低下し、血中フルオロウラシル濃度が上昇し、骨髄抑制等の副作用が強くあらわれるおそれがあります。
投与に際しては腎機能を十分確認し、投与の可否、クレアチニンクリアランスに準じた減量を検討してください。
詳細についてはエスワンタイホウ総合情報サイトに記載の適正使用の目安等をご確認ください。(https://www.okayama-taiho.co.jp/medical/brand/s1t/guide/gu_04-3.html)
又、投与後は頻回に臨床検査を行うなど慎重に観察してください。
エスワンタイホウ配合OD錠 電子添文 2025年1月改訂(第5版)
【2.禁忌】 2.3 重篤な腎障害のある患者
【9.特定の背景を有する患者に関する注意】 9.2 腎機能障害患者
エスワンタイホウ配合OD錠 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第11版)
Ⅷ.2.禁忌内容とその理由
Ⅷ.6.(2)腎機能障害患者