本剤の投与によりB型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎があらわれることがあります。
本剤投与に先立って肝炎ウイルス感染の有無を確認し、本剤投与前に適切な処置を行ってください。また、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意してください。
異常が認められた場合には、本剤の投与中止や核酸アナログの投与など適切な処置を行ってください。
本剤が投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者において、B型肝炎ウイルスの再活性化の報告があります。
「免疫抑制・化学療法により発症するB型肝炎対策ガイドライン(日本肝臓学会)」https://www.jsh.or.jp/medical/guidelines/jsh_guidlines/hepatitis_b.htmlもご参照ください。
エスワンタイホウ配合OD錠 電子添文 2025年1月改訂(第5版)
【8.重要な基本的注意】 8.3
【9.特定の背景を有する患者に関する注意】 9.1.7 B型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者(HBs抗原陰性、かつHBc抗体又はHBs抗体陽性)
【11.1 重大な副作用】 11.1.3 劇症肝炎等の重篤な肝障害
エスワンタイホウ配合OD錠 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第11版)
Ⅷ.5重要な基本的注意とその理由
Ⅷ.6.(1)合併症・既往歴等のある患者
Ⅷ.8.(1)重大な副作用と初期症状