本剤は従来の経口フルオロウラシル系薬剤とは投与制限毒性が骨髄抑制という点で異なり、特に臨床検査値に十分注意する必要があります。
骨髄抑制の初期には自覚症状を伴わないことが多いことから、頻回に臨床検査を実施してください。
なお、自覚症状である出血傾向(皮下出血)、易感染(発熱、咽頭痛)、貧血(めまい、ふらつき)等が発現した場合には投与を中止し、適切な処置を行ってください。
また重篤な白血球減少に先行し、下痢・口内炎等の消化管障害が発現する場合もございます。
エスワンタイホウ総合情報サイト(エスワンタイホウの副作用特性)もご参照ください。
(https://www.okayama-taiho.co.jp/medical/brand/s1t/se/)
エスワンタイホウ配合OD錠 電子添文 2025年1月改訂(第5版)
【1.警告】 1.2
【8.重要な基本的注意】 8.4
エスワンタイホウ配合OD錠 インタビューフォーム 2025年7月改訂(第11版)
Ⅷ.1.警告内容とその理由
Ⅷ.5.重要な基本的注意とその理由
Ⅷ.8.(1)重大な副作用と初期症状
Ⅷ.8.(2)その他の副作用