本剤の投与により間質性肺炎が発現又は増悪することがあり、死亡に至ることもあるので、投与に際しては間質性肺炎の有無(有の場合はその状態)を確認し、使用の可否を判断してください。
また、本剤投与中は呼吸状態、咳、発熱の有無等の臨床症状を十分観察し、必要に応じて胸部Ｘ線検査等を行い、間質性肺炎の発現及び悪化に注意してください。
特に非小細胞肺癌では、間質性肺炎等肺障害が他の癌腫より発現しやすいことが報告されております。
投与中に異常が認められた場合には投与を中止し、胸部X線等の検査を行い、ステロイド治療等の適切な処置を行ってください。