本剤の副作用である流涙・角膜障害等の対策として、点眼薬を使用することがあります。
涙液中に移行したフルオロウラシル(5-FU)を洗い流すことを目的とし、ヒアルロン酸フリー・防腐剤フリーの人工涙液を使用します。
5-FUのWash out目的では、ヒアルロン酸や防腐剤の入った点眼薬は使用しないようお願いいたします。

なお、本剤服用中にヒアルロン酸及び防腐剤を配合した点眼薬使用を禁止しているものではありません。
5-FUによる流涙等の対策とは別に、他の眼疾患に対するヒアルロン酸や防腐剤入り目薬の使用については、眼疾患の治療と流涙対策のどちらを優先するか、処方医と眼科医等でご検討をお願いいたします。

眼科受診の際は、医師に本剤を服用していることを伝えるよう指導してください。