価値ある製品を、いつまでも。

価値ある製品を、
いつまでも。

オーソライズドジェネリック事業

岡山大鵬は、2017年より大鵬薬品の還元型葉酸製剤、ならびに代謝拮抗剤のオーソライズドジェネリック(AG)の製造・販売を行っています。永き将来にわたって、患者さんには優れた製品を安定的に、また、医療機関のみなさまには有益な製品情報のご提供や副作用情報の収集をし続けることこそが私たちの使命であると考えています。

オンコロジー領域における
永年のノウハウを
大鵬グループとして共有

1999年に大鵬薬品が発売した代謝拮抗剤は、これまでに多くの患者さんを支えてきた経口抗がん剤です。
当社はこの製品を、永きにわたって、より多くの方々にお使いいただけるよう、オーソライズドジェネリック(AG)の発売を決定。大鵬薬品の許諾を得て、2017年より製造・販売を行っています。
岡山大鵬のオーソライズドジェネリックが、大鵬グループの先発医薬品と同様、自信をもって患者さん、医療機関の皆さまにお使いいただけるのは、それが先発医薬品と同一原薬、同一添加物、同一製法、同一工場で製造されているからだけでなく、大鵬薬品との協働・共有があるからです。大鵬薬品には、オンコロジー領域で培ってきた信頼とノウハウ──具体的には、先発医薬品に裏付けられた品質情報や安全性情報、永年の先発医薬品の販売実績から得られた様々な情報、そして医療関係者や患者団体とのネットワークがあります。岡山大鵬は、大鵬グループの一員として、オンコロジー領域において欠くことのできないこれら資産を生かし、大切にしてまいります。

一般に、医療用医薬品、なかでも抗がん剤は、有効性に加え、特に副作用の発現に注意を払わなくてはなりません。そのため、オンコロジー領域に精通した当社MR(医薬情報担当者)が、基幹病院や大学病院、がんセンターなどの専門医や薬剤師のみならず、当社抗がん剤を使用いただく全国すべての医療機関に対し、さまざまな安全性情報を提供しています。具体的には、MRやお客様相談室が収集した患者さんや医療機関からの副作用情報や、学会や文献等からの最新情報、その他、行政機関からの情報などがあげられます。ここでも、大鵬薬品のMRとの連携による情報提供、副作用や品質情報の収集にも対応できる体制を整えています。わたしたちは、これら情報を収集し、臨床の現場にタイムリーかつ継続的に提供していくことが特にオンコロジー領域の医薬品においては重要なことと捉えており、岡山大鵬の使命のひとつだと考えています。
岡山大鵬と大鵬グループは、信頼を持って長く使われている医薬品について、オーソライズドジェネリックを通じ、「安定供給」 および 「品質・安全性情報」 を将来に渡って提供し続けることで、誰もが安心して医療を受けられる社会づくりに貢献していきたいと考えています。

オンコロジー領域のAGに欠かせない6つの要素(図)

オーソライズドジェネリック
について

オーソライズドジェネリック(AG)とは、先発メーカーに特許等の使用を許可されたジェネリック医薬品のことです。
一般的なジェネリック医薬品は、有効成分は先発医薬品と同じですが、原薬や添加物、そして製造方法などが先発医薬品と異なる場合があります。なお、すべてのジェネリック医薬品にオーソライズドジェネリックがあるわけではありません。
もうひとつの特長として、オーソライズドジェネリックは先発医薬品の特許が切れる前から販売が可能なため、一般的なジェネリック医薬品より早く患者さんのお手元に届けることができます。
もちろん、オーソライズドジェネリックもジェネリック医薬品のひとつであるため、先発医薬品より安価であることに変わりはありません。岡山大鵬のオーソライズドジェネリックは、先発医薬品と同一原薬、同一添加物、同一製法、同一工場で製造されたジェネリック医薬品です。

一般的なGEとAGのちがい