投与量計算機

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投与方法の選択


※本投与量計算機では藤本式による体表面積を表示します。
開発治験では藤本式を使用していましたが、公知申請にて評価された臨床試験にはDu Bois式で体表面積を計算していた試験や計算式を指定せずに施設・担当医責任にて体表面積を計算していた試験もあるため、ご施設の運用状況に合わせて計算ください。藤本式とDu bois式で体表面積が大きく異なることはないかと考えられますが、エスワンタイホウの用量が変わる体表面積(1.25m2や1.5m2)付近(境界部分)では、計算式によってエスワンタイホウの投与量が変わる可能性がございます。腎機能などを含め、患者状態に応じて用量設定をご検討ください。

体表面積の計算式

  • 藤本式
    A=W0.444×H0.663×88.83×10-4
  • 藤本薫喜 他, 日本衛生学雑誌 23(5): 443-450, 1968
    Du Bois式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。
  • Du Bois式
    A=W0.425×H0.725×71.84×10-4
  • Du Bois D et al. Arch Intern Med 17(6_2): 863-871, 1916
    藤本式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。

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患者さんの情報を入力してください。

性別
年齢
身長 cm
体重 kg
血清クレアチニン値 mg/dL

単独投与(胃癌術後補助化学療法を含む)

クレアチニンクリアランスを考慮して、
投与開始量をご検討ください

■初回基準量

40 mg/回
50 mg/回
60 mg/回
  • 身長000.0cm
  • 体重000kg
体表面積00.002
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 40mg/回 20mg✕2個
1.25m2~1.5m2未満 50mg/回 25mg✕2個
1.5m2以上 60mg/回 20mg✕3個

■投与開始量

初回基準量
初回基準量

(必要に応じて1段階減量)

原則として
1段階以上の減量

(30~40未満は
2段階減量が望ましい)

投与不可
  • 男性0
  • 体重0kg
  • 血清クレアチニン値0mg/dL
クレアチニン
クリアランス
推定値
0mL/min
クレアチニンクリアランス(mL/min) 80以上 80> ≧60 60> ≧30
投与開始量 初回基準量 初回基準量
(必要に応じて1段階減量
原則として1段階以上の減量 (30~40未満は2段階減量が望ましい)
  • 適正使用基準に回復するまで投与延期することが望ましく、本剤の投与を必要とする場合には頻回に検査し、慎重に観察しながら投与してください。
  • ティーエスワンの承認治験においては、最低投与量は40mg/回としておりました。
投与不可
クレアチニンクリアランス 30mL/min 未満

内分泌療法併用療法(乳癌術後薬物療法)

クレアチニンクリアランスを考慮して、
投与開始量をご検討ください

■初回基準量

投与不可

■初回基準量

本剤の有効性及び安全性は確立していません

■初回基準量

20mg/回
40mg/回
40mg/回
50mg/回

■初回基準量

40mg/回
50mg/回
60mg/回
  • 身長000.0cm
  • 体重000kg
  • 血清クレアチニン値0mg/dL
体表面積 00.002
クレアチニン
クリアランス
推定値
0mL/min
初回基準量(クレアチニンクリアランス30mL/min未満の場合)
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 投与不可
1.25m2~1.5m2未満 投与不可
1.5m2以上 投与不可
初回基準量(クレアチニンクリアランス30mL/min以上50mL/min未満の場合)
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 本剤の有効性及び安全性は確立していません
1.25m2~1.5m2未満 本剤の有効性及び安全性は確立していません
1.5m2以上 本剤の有効性及び安全性は確立していません
初回基準量(クレアチニンクリアランス50mL/min以上80mL/min未満の場合)
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 朝 20mg/回
夕 40mg/回
20mg✕1個
20mg✕2個
1.25m2~1.5m2未満 40mg/回 20mg✕2個
1.5m2以上 50mg/回 25mg✕2個
初回基準量(クレアチニンクリアランス80mL/min以上の場合)
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 40mg/回 20mg✕2個
1.25m2~1.5m2未満 50mg/回 25mg✕2個
1.5m2以上 60mg/回 20mg✕3個
  • 各コース開始時のクレアチニンクリアランスが登録時の値から変動した場合も、投与開始基準を満たしている場合は、登録時の投与量で継続可とします。なお、クレアチニンクリアランス50mL/min未満における有効性及び安全性は確立していません。
  • 重篤な骨髄抑制のある患者、重篤な腎障害のある患者、重篤な肝障害のある患者には投与しないでください。
クレアチニンクリアランス50mL/min未満における有効性及び安全性は確立していない
(30mL/min未満は投与不可)

CDDP併用療法

クレアチニンクリアランスを考慮して、
投与開始量をご検討ください

■初回基準量

40 mg/回
50 mg/回
60 mg/回
  • 身長000.0cm
  • 体重000kg
体表面積00.002
体表面積 初回基準量(1回投与量)
1.25m2未満 40mg/回 20mg✕2個
1.25m2~1.5m2未満 50mg/回 25mg✕2個
1.5m2以上 60mg/回 20mg✕3個

■投与開始量

初回基準量
初回基準量

(必要に応じて1段階減量)

副作用発現率が
高い傾向を
示しますので
適宜ご判断下さい。
投与不可
  • 男性0
  • 体重0kg
  • 血清クレアチニン値0mg/dL
クレアチニン
クリアランス
推定値
0mL/min
クレアチニンクリアランス(mL/min) 80以上 80> ≧60※※ 60> ≧50
投与開始量 初回基準量 初回基準量 (必要に応じて1段階減量 副作用発現率が高い傾向を示しますので適宜ご判断ください。
  • ティーエスワンの非小細胞肺癌における治験時にはクレアチニンクリアランス60mL/min未満における試験結果はありません。
    進行胃癌を対象としたTS-1+CDDP併用療法(SPIRITS試験)において、投与前クレアチニンクリアランス50-60mL/minの症例(21/148例)では、好中球数減少、ヘモグロビン減少、食欲不振の発現率が高い傾向を示しました。なお、クレアチニンクリアランス50mL/min未満における試験結果はありません。
  • ティーエスワンの承認治験においては、最低投与量は40mg/回としておりました。
クレアチニンクリアランス50※※mL/min未満における試験結果はない

クレアチニンクリアランス推定値を算出

患者さんの性別、年齢、体重、血清クレアチニン値を入力してください。

性別
年齢
体重 kg
血清クレアチニン値 mg/dL

  • 計算式
  • 男性Ccr推定値(mL/min)=体重(kg)×(140−年齢)72×血清クレアチニン値(mg/dL)
    女性Ccr推定値(mL/min)=体重(kg)×(140−年齢)72×血清クレアチニン値(mg/dL)×0.85
    Cockcroft-Gault式

クレアチニンクリアランス推定値を算出

  • 男性0
  • 体重0kg
  • 血清クレアチニン値0mg/dL
クレアチニン
クリアランス推定値は
0mL/minです。

  • 計算式
  • 男性Ccr推定値(mL/min)=体重(kg)×(140−年齢)72×血清クレアチニン値(mg/dL)
    女性Ccr推定値(mL/min)=体重(kg)×(140−年齢)72×血清クレアチニン値(mg/dL)×0.85
    Cockcroft-Gault式

体表面積を算出

患者さんの身長、体重を入力してください。

身長 cm
体重 kg

体表面積の計算式

  • 藤本式
    A=W0.444×H0.663×88.83×10-4
  • 藤本薫喜 他, 日本衛生学雑誌 23(5): 443-450, 1968
    Du Bois式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。
  • Du Bois式
    A=W0.425×H0.725×71.84×10-4
  • Du Bois D et al. Arch Intern Med 17(6_2): 863-871, 1916
    藤本式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。

体表面積を算出

  • 身長0cm
  • 体重0kg
  • 藤本式
    体表面積は
    02
    計算式
    A=W0.444×H0.663×88.83×10-4
  • 藤本薫喜 他、日本衛生学雑誌 23(5):443-450,1968
    Du Bois式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。
  • Du Bois式
    体表面積は
    02
    計算式
    A=W0.425×H0.725×71.84×10-4
  • Du Bois D et al. Arch Intern Med 17(6_2): 863-871, 1916
    藤本式で算出した場合と初回基準量が異なる場合がある。

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